飼ってる人も飼いたい人もペットジャパン

犬&猫の病気

巨大結腸症

 巨大結腸症とは、異常に大きくなった結腸に大量の糞便がたまって起こる、頑固な慢性の便秘の状態です。
  先天的な場合と後天的な場合があり、特に突発的に起こる「突発性巨大結腸症」は、結腸を切除するなど外科的処置が必要です。

【原因】

 多く見られるのは後天性のもので、直腸や結腸内の腫瘍や、魚や鶏の骨などの異物が原因で直腸や結腸が狭くなって起こります。
 また事故などで骨盤を骨折したりすると、骨盤が変形した状態で治癒し、骨盤腔が狭くなって結腸が圧迫されて起こることもあります。
 突然発症する突発性巨大結腸症については、原因は明らかになっていません。
 便秘になる原因には、運動不足、トイレの汚れ、食餌の中の繊維不足、被毛や骨などの異物を食べたこと、異物や潰瘍による圧迫、肛門の疾患などがあげられます。

【症状】

 後天性の巨大結腸症は、壮齢から高齢の猫に発症が多く、排便をするときに、力んでもなかなか便が出ず、排便姿勢が長時間続くようになります。また、出た便には血液や粘液がまじったり、茶褐色の下痢便だったりします。
 長い間便秘の状態が続くと、元気がなくなって、食欲が落ち、脱水、嘔吐などの症状があらわれます。

【治療】

 軽症の場合は、便秘の処置と同様に緩下剤を飲ませたりします。脱水、嘔吐の状態を伴えば、補液などをして体力改善も同時にはかります。
 重症になると、開腹して、結腸を除去する方法がとられることもあります。一度かかった猫は、再発防止のために繊維質のものを与えるなど食事面での注意が必要です。

 

 

▲ページの先頭に戻る