フレンチ・ブルドッグ (French Bulldog)
〜愛嬌たっぷりのしぐさがユーモラスなやんちゃ犬〜


ガニ股、鼻ペチャ、ずんぐり体型…。
  このちょっとスマートさに欠けるフレンチ・ブルドッグは
表情豊かなしぐさで人を楽しませる天才です!
イギリスからフランスに持ち込まれ、
パリジェンヌの間で大評判となったこの犬種は、
誕生した時からそのおどけた表情で人々を和ませる正真正銘の愛玩犬でした。
歴 史
フレンチ・ブルドッグは、その名の通り、フランスを原産とする犬種とされていますが、実際は1860年頃、イギリスの職工たちがフランスに移住してきた際に連れてきた小型のブルドッグに、パグやテリア種を交配させて作られたといわれています。

フランスの貴婦人たちは、このちょっとおどけた表情の愛らしい小型犬にたちまち魅了され、パリで一躍大人気犬種となったこの小型犬は、「ブルドッグ・フランセ(フレンチ・ブルドッグ)」という名前をつけられて盛んに繁殖されるようになりました。

 当時のイギリスで人気を博していたブルドッグとの最大の違いは、頭上に高く掲げた大きなコウモリ耳で、小柄な体のわりに顔が大きく、ちょっとアンバランスな体型がフレンチ・ブルドッグの大きな魅力のひとつとなっています。

フランスの上流階級の人々から絶大な人気を博したフレンチ・ブルドッグは、その後アメリカに持ち込まれ、1898年にはフレンチ・ブルドッグだけのショーが開催されるまでになりました。

日本では大正時代にその存在が知られるようになり、昭和初期にかけて特に数多く飼われることになったようです。JKC登録犬種ランキングによると、2000年には21位(2658頭)だった登録数が、2007年には約5倍の9位(13124頭)となり、堂々の10位内ランキングを誇るまでになっています。

あまり無駄吠えもなく、室内犬として理想的なフレンチ・ブルドッグは、一緒にいるだけで心が楽しくなる最高のパートナーとして、近年その人気を着実に伸ばしています。

飼い方
 
活発な犬種で動くことが大好きです。最低でも1日1回、30分程度の散歩に連れていってあげましょう。遊び好きで賢く、飼い主と一緒にいることに至上の喜びを感じる犬種ですので、スキンシップの時間をたっぷり取ってあげましょう。ふだんからあまり吠えることもないので、室内で飼うのにはぴったりな犬種です。

暑さに弱いので、夏の散歩はできるだけ早朝か夕方にするよう心掛けてください。

被毛のケアとしては、特に抜け毛の季節には毎日のブラッシングをおすすめします。また、顔のしわの間などは定期的に拭いてあげ、常に清潔に保ってあげましょう。

性 格
 
フレンチ・ブルドッグはその容姿から想像する通り、愛嬌あふれる性格を持ち、常に飼い主を楽しい気分にさせる天才です。遊び好きでいたずらっ子な面もあり、たまに飼い主を困らせることもありますが、そのちょっとおどけた表情で見つめられるとたいていの飼い主は笑って許してしまうでしょう。
常に飼い主のそばにいたがり、飼い主に抱っこされたり寄り添ってお昼寝をしたりすることが大好きで、そんな甘えん坊なしぐさが飼い主にとってはまたとりわけ愛らしく映る一瞬でもあります。
原原産地: フランス 起源 : 19世紀頃 元来の役割 : 愛玩犬
気をつけたい病気:鼻腔狭窄、口蓋裂、股関節形成不全