今回ご紹介するのは、茨城県石岡市にある「みむら動物病院」。

ほとんどの飼い主さんが車で来院するため、ここではなんと車に乗ったままフードや予防薬などを購入できる
「ドライブスルー受付」を設置しているのです!

院長の三村賢司先生は、実はたいへんなアイデアマン。
大胆な発想と堅実な病院経営で地域に根ざした質の高い診療を提供しています。

これまでの病院が手狭になり、隣りに病院を新設しようと思い立ったのが4年前。気軽に来院してもらうために、“病院” というイメージを取っ払いたかったという三村院長先生。その試みが実現された新病院は、まるで避暑地に佇むお洒落なペンション! 眺めているだけで気分がよくなるとっても清々しい外観です。

また、旧病院で多かった「待ち時間が長い」という飼い主さんからのクレームを改善するため、院長が思いついたのがファストフード店でお馴染みのドライブスルーでした。

「思いついたことは何でも試したくなるんです。何回もマクドナルドに行ってドライブスルーの設計を研究しました(笑)」

また院長先生は、旧病院を「別館」としてトリミングとペットホテルを提供。事業拡大にも積極的に取り組み、堅実な経営者としての手腕も発揮。更に「うちはスタッフがみんな優秀だから」と病院を支える総勢20名のスタッフを惜しみなく絶賛することも忘れません。

 今年で14年目を迎えるみむら動物病院。

オンリーワンの地位を不動のものとして走り続ける根底には、院長の絶え間ない発想力と経営力、そしてスタッフの質の高いチーム診療という3つの柱がどっしりと根を下ろしていたのでした。

白を基調にしたペンションのようなお洒落な外観。2階が院長先生の自宅となっています。
ドライブスルー受付窓口。昼休みも交代制でスタッフが待機。予防薬やフードだけを買いにきた飼い主さんからは「待ち時間がいらなくて便利」と大好評
いつも笑顔で迎えてくれるスタッフ(左)。右は順番をブザーで知らせる「呼び出しカード」。これを飼い主さんに渡し、車内で診察の順番を待ってもらうこともできます。他の動物が怖いコや、感染症のコにも効果的!
まるでホテルのロビーみたい! いつまでもくつろいでいたくなる。

自分の前に何人待っているかがひと目で分かる診察番号表示モニタを設置。あとどれぐらいで自分の順番が回ってくるかが一目瞭然。
それでは院内に入ってみましょう!

なんてきれいな待合室! まるでペンションのラウンジのようです。リゾート地に遊びにきたような錯覚に陥ってしまうほど。

よ〜く見てみると、待合室から入れる3つのドアには、「診察室」「処置室」といった表札がありません。院内に入ってもやっぱり「病院にきた」という気分にはならないのも、こうした配慮の賜物だったんですね。花形のランプやちょっとしたインテリアが、非日常の開放感を演出してくれています。

「外に敷き詰めたタイルと同じものを待合室にも使い、外と中の抵抗感をなくして、入りやすさを重視しました」

と院長先生。いろいろなところにこだわりを感じます。

待合室を通らずに外から直接入れる診察室の設置も院長先生のアイデア。「犬が怖い猫や、感染症のコなどは外から直接入れます。うちは土地がら大型犬が多いので、大きい犬が苦手な小型犬や猫を連れてくるご家族の方には喜ばれてます」。もちろん感染症の患者もここから入ることができます。
「飼い主様も病院の一員として考える」のがみむら動物病院のモットー。改善してほしいところや病院についての意見などが記入できる用紙を待合室に設置。月1回の院内ミーティングでこうした飼い主から提示された意見を話し合い、院内改善に積極的に取り組んでいます。
(取材・文/編集部)

【みむら動物病院】
みむら動物病院スタッフ。上段、左から2番目が三村賢司院長先生。お忙しいにもかかわらず、みなさんとっても親切に迎えてくれました!
住所 : 〒315-0033 茨城県石岡市東光台3-5-8
TEL :0299-26-9887
院長 : 三村 賢司
スタッフ数:19名(2009年8月現在)
※駐車場完備(20台)

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■三村先生の一言コメント:
毎朝、ママチャリで子供を保育園まで送っている4児のパパです。石岡は、米や野菜、酒も美味しくて最高です。天気のよい日は筑波山や霞ヶ浦を自転車で走っています。
(2009.08.21.)